年4月7日
2021年4月7日水曜日 N/A 本・コミック・雑誌
【記事更新】私の英語克服体験記《週刊READING LIFE vol.122「ブレイクスルー」》

「蒸し暑い!」

約15年前、私が30代半の時に、初めてフィリピンに降り立った時の感想だ。

フィリピンのセブ島。日本から直通の飛行機で4時間と少しで着く。
島全体に広がるコバルトブルーの海を求めて、世界中から、バカンスを求めて観光客がやってくる島。ビーチに加え、大きなショッピングモールや、歴史的建造物もあり、フィリピンの一大観光名所となっている。

そんな島が、何年前からか、英語を学ぶための留学生で集まるようになった。アジアから、特に韓国人が多いのだが、世界中から、アフリカやヨーロッパから来ている人もいる。もちろんその中には日本人も多く、特に、近畿地方から来ている学生が多い。なぜかというおと、関西空港から、セブ島への格安航空会社の飛行機が飛んでおり、学生でも手が出しやすいので、近畿圏からの学生が多いとのことだった。

私が、なぜフィリピンのセブ島に行ったのかというと、それは、ご多分に漏れず、英語の学習をするため。長年、外資系の会社で企画の仕事をしていたにもかかわらず、英語はからっきしであったため、なんとかしたいと思い、一年奮起して、会社に無理を言って有給休暇をとり、短期留学をすることにしたのだった。

なぜ、30歳過ぎてから英語を克服しようと思ったのかというと、

その1年前に、命を落としかけたためだった。

ただでさえ、私は歳のわりに、手術経験が多い。高校時代に野球肘の手術をしたのを皮切りに、鼠径ヘルニア(いわゆる脱腸)、椎間板ヘルニア、盲腸、網膜剥離、白内障と、6回も手術をしている。それぞれ、命には別状のないものばかりだが、入院生活であったほうがいい物や、手術への心構えなどは、人並み以上に相談に乗れるようになった。それはさておき、その数々の病気? 怪我? の中で、私が死にそうになったのは、外科手術の中でも一番簡単だと言われる、盲腸の手術の時だった。

「入院は約1週間、手術後3日で退院できます」

盲腸の手術の時に医者に言われた言葉だ。私は、説明する医者の後ろに佇む、若い研修医の姿に少し不安を覚えつつも、「まあ、盲腸の手術だし、そんなに難しいものではない」と考え、予期せぬ休暇が取れたというように、とても気楽に考えていた。

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