年8月1日
2020年8月1日土曜日 N/A 本・コミック・雑誌
【今週の編集部セレクト】業績はいいのに喜べない経営者

私は経営コンサルタントとして独立開業する前は、地元の商工会議所で経営指導員として働いていました。経営指導員としての仕事の一つに、会計の帳簿の付け方や確定申告の仕方をアドバイスする仕事がありました。その関係でたくさんの会社の帳簿や決算書などを見る機会が多くありました。

当時、私がなんとなく感じていて、そして今もそう確信していることがあります。
それは「会計が苦手な経営者の人は、どんなに事業が上手くいっていても不安そうな顔をする」ということでした。
私が実際の経営相談で、業績がいいことを誉めても、どこか空返事で、心の底から喜ぶ表情が感じられませんでした。
最初の頃はそれが何故なのか分からなかったのですが、今はある程度わかるようになりました。

事業の「儲けの仕組み」には、会社やお店によっていろいろカタチがありますが、なるべく簡単な例で考えてみましょう。

りんご1個を「70円」で仕入れて、「100円」で売ると、1個当たりの利益は、「30円」です。
これを1日100個売ると、売上の合計は、100円×100個=「10,000円」です。
りんごの原価の合計も、70円×100個=「7,000円」となります。
この結果、「売上10,000円」-「原価7,000円」=「粗利益3,000円」です。
ここから原価以外のとして経費として、1日あたりの人件費や家賃など、その他経費の合計が「2,000円」かかっていたとすると、
「粗利益3,000円」-「その他経費2,000円」=「最終利益1,000円」です。

「売上10,000円」の売上はあるけど、もろもろの経費を引くと最後に手元に残る 「最終利益1000円」という事になります。

こういった「儲けの仕組み」は、どんなに事業の規模が大きくても同じです。

では、同じく「70円」で仕入れたりんごを「10%値上げ」して「1個110円」で販売するとどうなるか。一緒に見ていきましょう。


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