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ドル高止まらず(11月18日JST)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義
<ドル円>
ドル円の連騰が続き、5ヵ月半ぶりに節目110円を回復。トランプ氏が大統領に当選した9日の安値(101.17)からの上げ幅は9円15銭にのぼった。昨日行われた議会証言において、米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が12月の利上げを示唆したことがドル買いを推し進めた。同日発表の米10月消費者物価指数、米10月住宅着工件数、米10月建設許可件数が改善したこともドルを支援する格好となった。
チャートを見ると上昇トレンドが継続しており基調は上向き。節目110円を維持できた場合は、週足均衡表の雲の下限(112.13)や2015年6月5日からの下落に対する2分の1戻し(112.40)が次の上値目標となります。上昇スピードの速さが気になりますが、週初の安値(106.72)を割り込むまでは基調継続と考えます。
本日のレンジ109.50~110.80
<ユーロ円>
ユーロ円は朝方に調整が入ったものの、116円台を維持し再び117円台を回復。ただ、対ドルでのユーロの重さが影響し、対円でもユーロは16日の高値(117.47)の更新はできなかった。目先は再度16日の高値を試す展開が予想され、ここを抜けることができた場合は、7月15日高値(118.38)や7月21日高値(118.45)までの上昇が視野に入ってくると考えます。一方で、終値ベースで116円を割り込んだ場合は、節目115円まで調整が入る可能性が出てきます。
本日の予想レンジ116.70~117.50
<豪ドル円>
17日に発表された豪10月雇用統計は、失業率は5.6%で前月と変わらず。新規雇用者数は+0.98万人の増加が示されたが、事前予想の+1.50万人を下回ったこともあり、豪ドルの支援材料にはならなかった。豪ドルは対米ドルでの下落が影響し、対円でも上値は限定された。日足チャートを見ると足形は同事線を付けており、相場反転の分岐点に差し掛かっている可能性があります。押し目を狙うよりは戻ったところを売った方がいいかもしれません。
本日の予想レンジ81.00~81.70
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義
<ドル円>
ドル円の連騰が続き、5ヵ月半ぶりに節目110円を回復。トランプ氏が大統領に当選した9日の安値(101.17)からの上げ幅は9円15銭にのぼった。昨日行われた議会証言において、米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が12月の利上げを示唆したことがドル買いを推し進めた。同日発表の米10月消費者物価指数、米10月住宅着工件数、米10月建設許可件数が改善したこともドルを支援する格好となった。
チャートを見ると上昇トレンドが継続しており基調は上向き。節目110円を維持できた場合は、週足均衡表の雲の下限(112.13)や2015年6月5日からの下落に対する2分の1戻し(112.40)が次の上値目標となります。上昇スピードの速さが気になりますが、週初の安値(106.72)を割り込むまでは基調継続と考えます。
本日のレンジ109.50~110.80
<ユーロ円>
ユーロ円は朝方に調整が入ったものの、116円台を維持し再び117円台を回復。ただ、対ドルでのユーロの重さが影響し、対円でもユーロは16日の高値(117.47)の更新はできなかった。目先は再度16日の高値を試す展開が予想され、ここを抜けることができた場合は、7月15日高値(118.38)や7月21日高値(118.45)までの上昇が視野に入ってくると考えます。一方で、終値ベースで116円を割り込んだ場合は、節目115円まで調整が入る可能性が出てきます。
本日の予想レンジ116.70~117.50
<豪ドル円>
17日に発表された豪10月雇用統計は、失業率は5.6%で前月と変わらず。新規雇用者数は+0.98万人の増加が示されたが、事前予想の+1.50万人を下回ったこともあり、豪ドルの支援材料にはならなかった。豪ドルは対米ドルでの下落が影響し、対円でも上値は限定された。日足チャートを見ると足形は同事線を付けており、相場反転の分岐点に差し掛かっている可能性があります。押し目を狙うよりは戻ったところを売った方がいいかもしれません。
本日の予想レンジ81.00~81.70